【岩手県W発電所 06】中腹の水路
date: 2014.10.09
category: 廃墟
初の廃墟遠征。岩手県W発電所を目指す・・・!
前日の雨で渡る予定だった川の増水。急遽変更した山を迂回するコース。急峻な山肌にとりつきながら、21世紀の文明の世の中でいい年をした大人が泥とたわむれる冒険録・・・!
▼これまでのW発電所
⇒【岩手県W発電所 01プロローグ】旅の心得
⇒【岩手県W発電所 02】命の選択
⇒【岩手県W発電所 03】底板の無い吊り橋
⇒【岩手県W発電所 04】山と戯れること山の如し
⇒【岩手県W発電所 05】パイセン、水を・・・水を下さい・・・
ぱら・・・ぱら・・・
と始まった。
卵をたっぷり絡めて炒めたチャーハン・・・ではない。雨だポン。
しかし、第一ポイントのサージタンクとの対面で心のポンポコエナジーを補給したばかりの小生こだぬきであるが故、なんのまだまだと歩みを進める!なんの・・・!
なんのーーー!!!
しばらくポンポコ上り下りしてゆくと・・
上流でくみ上げた水を流すための水路だろうか。
大きくぽっかり開いた穴が、2つ。現れたポン。
穴があれば入ってみたくなるのが人情・・・
底にたまった水でびしゃびしゃになりながらよじ登り、穴の中から振り返ると・・・
わ、不思議。
わあ不思議。
真っ暗闇に、反対側の穴と、ほわっとした明かり。雨水がたまっていく音がぱたぱたぱたっと響く空洞。
たぶん、水をどどっと流して、水圧でなんか電気をあれする、あれだったのかな。このまま奥へ奥へ行ったらどうなるのだろうという探究心も湧き起こるが、その時間と勇気は足りていないので、先へ進むポン・・・
体から水蒸気を発しながら歩く。
はじめ何もなかった山道に、サージタンク、水路、道!階段!が次々現れて、本拠発電所が近づいているのを感じるポン。
もうすぐ・・・もうすぐ・・・
天の声が長すぎるブログの締めくくりももうすぐだと告げている・・・!!!
まだもう少し、つづく・・・。