初めての星空撮影(廃ダッジ)ピント編・撮った写真編
date: 2014.02.05
category: 廃墟
初めての星空の下での写真撮影。真っ暗で何も見えないカメラの画面。
ISO感度を上げ、F値を開放し、撮っては確認撮っては確認と試行錯誤で構図を決めたポン・・・
***
澄み切った空気の、降るような星空のもとに、切ない機械音が響く―
ウィィィィン ウィィィィン
ウィ、ウィ、
ウィィィィン
オートフォーカスが、何も見えない視界の中で必死にピントを合わせようと格闘しているポン。
ウィ、ウィ、
ウ・・・イ・・・
ウーイ(しーん)
うん・・・ダメダコリャポン。
という訳で文明の機器、懐中電灯の登場だポン!ビバ文明ポン!
明るい懐中電灯(200ルーメンという明るさポン)で被写体の廃ダッジを照らす。オートフォーカスが「得たり!」という感じでピピッと気持ちいい音を立てて機能したポン!
ピントも合った。
構図もまァ・・オッケイポン。
ということで、まずは月明かりを受ける廃ダッジの後姿をパシャリとやってみたポン・・・!
とっっれたーーースポーーン!!
なんか、虹がかかってるけど、ポンポコ撮れたポン!!
廃ダッジを写すために30秒開けたけど、月の明かりが強いから、そっちが今度は明るくなり過ぎちゃったスポンねぇ・・む、むずかしいポン・・・!
―そうこうしている間に、いつの間にか月は西の空に沈んでいったポン。夜の間月が出ている時間は、思った以上に短い。夜空は刻々とその姿を変えるのだ。ポン。
正面から。
月が隠れたので、よりたくさんの星が見えるポン・・・こうやって見ると、ほんとにすごいポン・・
闇夜に光る目・・・
光源は懐中電灯とアイポン(iphone)の明かりだポン(笑)。
一枚撮るのにすごい時間がかかるポンので、とりあえず今回は、これだけポン(^ ^)!!
寒空の下での星空撮影デビュー。
オートフォーカスが効かない中、一番星を見つけてマニュアルでフォーカスを合わせたり、寒さを解消するためにラジオ体操を第二までやったり、広角レンズをつけたカメラを取り付けた三脚を泥の中に倒したり、闇を裂く野生の鹿の「キューン!!ッギャーン!!!」という鳴き声におびえたり、いろいろあったけどおもしろかったポン。ほとんど知らない関係だった廃墟界のおトモダチと一緒に行ったのもおもしろかった。星の流れが想像以上に速いのもおもしろかった。知らないことがいっぱいあるのがおもしろかった。
自分の脳が、もう少し大きくて、もう少し複雑なことも理解できるものだったらよかったなとは思うポンけど、「この程度だからたのしい」ということもあると思うポンので、もう少しゆっくり、いろいろ学んでいこうかなと思うのだポン。
とりあえず、初めての星空撮影は、おわり。ッポンポン!
【シャッタースピード20秒 ISO1600 F4.6】× 113枚を合成
【シャッタースピード20秒 ISO1600 F4.5】× 270枚を合成