廃墟と無口な造形群

BLOG

16人と7台の熱い夜

date: 2013.02.14

category: 工場

DSC_0037

こだぬきです。
先日、関東の工場夜景スポットの聖地川崎へ行ってきたポン!!

工場の、読み解けないけどきっとおそろしく計算されて機能的に整然と組まれた造形と
綺麗な光をたくさん放って、でも誰にこびる訳でもなくもくもくとその機能を果たしている姿、
有無を言わさない巨大さが好きだポン。
自分なんて小せぇーし、仕事・・・いつだって・・やりたくないし・・・
目の前に立ちはだかる工場群を見てると、吸い込まれるような、憧れとか、安心感とか、
そういうのが起こって、最終的にはなんだか無心になれるんだよね・・・。
まぁ・・・こんな御託はどうでもいいんだけどさ・・・

今回はそんな工場の夜景を、廃墟界のグルービーな方々と一緒に見に行ってきましたポン\^o^/
事の起こりは1ヶ月前、岡山の廃墟マイスターで、独創的、叙事詩的な世界観の廃墟写真を撮られるマッハ山下さんという方が上京されるとのことで、山下さんに会いたい人が集まりつつ、川崎の夜を巡りましょう、ということだったのですが、フタをあけてみたらびっくり!なんと総勢16人、7台の車が一堂に会する集会になっていたポン・・・!!(ていうか廃墟マニアってこんなたくさんいたんだという素直な驚き・・・)
待ち合わせ場所は川崎マリエンという川崎市のコミュニティー施設。駐車場にずらりと並んだ7台の車と、鉄の棒(三脚)にそれぞれの獲物(カメラ)を装着し担いで歩く集団は、族の集会を思わせる貫禄だポン((((;゚Д゚)))))))
川崎マリエンは、メンバーのちぃ介さんに教えてもらった場所で、川崎の工場地帯を一望できる展望台に無料で登れる、ちょっとした穴場スポットでした♪

川崎マリエンの謎のキャラクター。夜9時までやってるってのもいいポンねっ!

ガラス越し・・・

↑床に一帯の地図が書いてある空間が何だかカッコイイ。

それから16人と7台でスポットを巡り、

最終的には族らしく通報され、

族らしく職質をされ、

族らしく排煙を散らしながら次なる集会所(工場)を目指して大人しく移動していったのでした・・・(笑)

本来人の多い集まりは苦手なんですが、同じ嗜好を持った人たちがこれだけ一同に会して志をともにする感じの高揚感はなんていうかちょっと特別なもので、新しい世界はまだまだ面白い。
みなさんの廃墟サイト、ブログには、16人の目から見たそれぞれの廃墟や工場の魅力があって、とても味わい深いです。以下、メンバーの方々とサイトのリンクです☆

廃ダイナミックレンジ ~廃墟HDR~(山下 昭さん)
Lamb and Mutton(もとさん)
SATIAN/39 -銀廃苑墟-(星野 藍さん)
漣ふぉとぐらふぃっくす(漣若葉さん)
失われた場所クロニクル(啝さん)
Solid State(雪村 柚鈴さん)
談話室もぐら:別冊Las…(ちぃ介さん)
廃楼メデリック ~夢の続き~(ノエルさん、くまさん、あーちゃん)
SUIちゃん
HEIL GLYCAUGEN(グリコーゲンさん)
記憶と想い之 彼此 -Hishi-(さやまるさん)
廃墟あばんぎゃる丼(小池百円さん)
廃墟デフレスパイラル(芝公園公太郎さん)

知らない世界に足を踏み入れる勇気を、いくつまで持っていられるだろう。
ポンポン!

P.S.工場の写真は、数日後にPhotographのページに上げます。


  • Back to Top