三脚を買う
date: 2013.08.21
category: 機材のことなど
「廃墟に行くなら三脚があった方がいい」
廃墟に行き始めるのとカメラを買うタイミングが同時期だったこだぬきにとって、はじめこのアドバイスは「は?何が?何で?」というものでしかなかったポン。
「暗いからね」と言われても「は?何が?何で?」は深まるばかりである。
「えぇと、暗いところで普通に写真を撮ると、写真が暗くなるでしょ?シャッターを開けている時間を長くすると光がその分たくさん入るから、明るい写真が撮れるでしょ?でもシャッターを長い時間開けてると手ブレするでしょ?だから」
と噛み砕いてもらってようやく「はー!そうか!必要だ!」と理解できたので、早速○ックカメラに三脚なるものを買いに行った。
なんかわかんないけど千円くらいで買えんのかな~ポンポン、とか思って見に行くと、おお。一口に三脚と言っても種々様々!!2~3千円くらいのものから、10万円近くするものまであるポン!!
ち、違いがわからんポン・・・
と思い、慌てて数少ないカメラ趣味の友達に連絡を取る。
と言っても小劇場界隈でしか生きてこなかったこだぬきの友人知人のため、
「うーん。わかんないけど、昔撮影で使った(ビデオカメラ用の)三脚ならあるよ。貸そうか?」
とかいう返答がくるのみである。
(ビ、ビデオ用の三脚?それって一眼レフでも使えるの?ハマれば使えるの?)
と尚更ちんぷんかんぷんのため、先だってカメラを買った際にとてもよくしてくれた店員の方に再び「あの、三脚が買いたいんス。ポンポコ(←これは言ってない)」と相談をしてみた。
取り急ぎ近日中に使う予定がありそれに間に合わせたい旨、この前清水の舞台から飛び降りるような思いでカメラを買ったため、お金がマジで底をつきそうな旨を伝え、ビデオ用三脚では事足らないかも念のため聞いてみる。
すると「三脚って“耐荷重”ってのがありますから、ビデオ用じゃダメでしょうね」とのこと。
さらに「こだぬきさん、今標準レンズだけですけど、これからきっと他のレンズも買いますからそうすると余計重くなりますよ」なんて事も言ってくる。
いやいや!!こんな思い切ってカメラ買ったのにレンズなんて買うわけないじゃないっすか!何言ってんすか!と切り返し、とりあえず今のカメラ&レンズに耐えうる感じならなんでもよいという事に。(その後約1年の間に交換レンズを全部で3本お買い上げしたのはまた別のお話・・・・・・・・)
そして購入したのが、ベルボンというメーカーのEX-440(だったかな?)。お値段はお手頃な約3000円。
これで廃墟を撮るために必要そうなものはとりあえず揃ったんでないかい?と安心して、おニューの三脚を愛で使っていたのでありますポン。まさかその三脚で、自分があやうく人を殺めてしまうことになるとは思いもせずに・・・・・・・・
・・・・・・つづく